当院の内視鏡検査について

内視鏡検査

内視鏡検査とは、「胃カメラ」「大腸カメラ」ともいわれ、「鼻または口」や「肛門」からカメラを入れて、「食道、胃、十二指腸」や「大腸」の内部を観察し、時には治療を行うものです。
医療機器や技術の発達により応用範囲も広がり、診断から治療までスムーズに行われるようになってきました。
また当院ではFUJIFILM社製の最新内視鏡システムLASEREO(レーザー光源内視鏡)を導入しました。
これにより従来のシステム以上に病変の早期発見が可能になったと考えています。

なお、胃内視鏡・大腸内視鏡の両検査において、患者様の体質やご希望に応じて鎮静剤を用いての検査も可能です。
優しく正確な内視鏡検査を心がけておりますので、是非一度ご相談くだい。

これまで内視鏡専門医として、今まで多くの早期胃がん、大腸がん、ポリープ等の内視鏡診断、治療に携わってまいりました。
今後も引き続き早期発見、早期治療に貢献できればと考えております。

当院の最近の内視鏡検査実績(2014〜  )
(西暦) 上部 下部(大腸)  合計
2014年  452件  206件    658件
2015年  477件  286件    763件
2016年  483件  267件    750件
2017年  544件  303件    847件
2018年  589件  340件    929件

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査は、腸管洗浄薬(腸をきれいにする薬)を服用し、腸内をきれいにした後、肛門から内視鏡を入れて大腸内を直接観察し、大腸癌・大腸ポリープ・炎症性疾患などの病気を見つけ、診断します。
検査中に病変が発見された場合、腫瘍性のものや早期ガンであれば、その場で切除をおこなう事も可能です。
検査と同時に治療(手術)することができる検査です。
なお、当院では検査後の腹部の張りや痛みを残さないよう炭酸ガスによる送気をおこなっております。

胃内視鏡検査

最新のレーザー光源内視鏡を使用して、食道から胃・十二指腸まで詳しく観察できます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・炎症性病変や腫瘍性病変(食道癌・胃癌・ポリープ等)の有無を調べます。

経鼻内視鏡検査
わずか5mm、ストローの細さほどの極細の胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
普通の会話をしながら検査をえるほどです。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。
気持ちを楽にして検査を受けてください。

なお、当院では胃カメラでも炭酸ガスによる送気をおこなっております。通常の空気による検査より、腹部の張りが少ないと言われております。

尿素呼気テスト

当院では、ピロリ菌の除菌療法を受けられた方への除菌判定を、尿素呼気テストで行っております。
当院では院内で測定するため、(検査時間20分を加えて)30分ほどで結果が出てきます。
そのため、時間に余裕をもって、空腹でご来院ください。

胃腸科とは

胃腸科とは、胃と腸はもちろんのこと、消化管や消化腺、肝臓など消化器官に生じる疾患を診察・治療する診療科です。
胃腸科では、胃内視鏡検査(胃カメラ)大腸内視鏡検査(大腸カメラ)超音波検査(エコー)等を使って胃がんや大腸がん、胃・十二指腸潰瘍、肝疾患(肝がん、肝硬変)等の診断を正確に行っています。
胃痛・腹痛、胃もたれ、胸やけ、むかつき、便秘・下痢、腹部膨満感、血便、食欲低下、体重減少など消化器症状のある方はご相談下さい。

胃がん
胃がんは消化器癌の中で治りやすい癌のひとつです。
胃がんは、早期胃がんとそれ以外の進行胃がんに分類されます。早期胃がんとは、病変が広がっていない癌や、浸潤している深さが浅い癌を言います。早期胃がんの場合、ほとんど転移をおこすことはなく、治療によりほぼ100%治ります。一方、胃壁の筋層を越えて広がった進行胃がんの場合、転移が問題となり、それぞれの進行度に応じた治療法の選択が必要となってきます。


大腸がん
大腸がんとは、約2mある大腸にできる癌です。
大腸がんとは大きく分けると結腸がん直腸がんの二つがあります。
日本人にとって増加傾向が著しく、毎年約6万人が罹患し、21世紀には胃がんを抜くとの予測もあります。大腸がんによる死亡は、男性では肺がん肝臓がんに次いで3番目、女性では1番目に多くなると推定されています。


食道がん
わが国で1年間に食道がんにかかる人はおよそ9000人と言われています。
これは胃がんの10分の1の発生頻度です。
2005年のデータでは食道がんの死亡者は総数で11,182人、男性で9,465人、女性で1,717人と男性に多く認め、全がんの3.4%を占めます。
原因は明らかではありません。
しかし、飲酒と喫煙の両方の嗜好を持っておられる方に高頻度に認められます。
他の消化管がんと同様、早期であれば、積極的に内視鏡下粘膜切除術が行われるようになってきました。


膵臓がん
膵臓がんとは、一般に膵臓から発生したがんのこと指します。
からだの奥にあるため発見が困難で、発見されても治療困難ながんの一つです。
全がんの6.4%を占めます。
危険因子はいまだ明らかではありません。
早期の膵臓がんでは殆んど症状はありませんが、時におなかや背中が重苦しい、痛い、食欲不振、体重減少などがみられます。糖尿病との関係も重要で、糖尿病から膵臓がんになることはありませんが、経過観察中の糖尿病が急に悪くなってきた場合は、膵臓がんを疑ってみる必要があります。
膵臓がんは膵頭部に多くみられ、外分泌細胞、特に膵液が流れる膵管の細胞から発生し、年々増加傾向にあります。


胆道がん
胆道がんとは、肝外の胆道に発生した上皮性悪性腫瘍の総称で、肝外胆管に発生する「胆管がん」、胆嚢に発生する「胆嚢がん」に分類されます。
胆嚢がんは女性に比較的多く発生します。
また胆嚢がんの患者さんの多くは胆石をもっています。
胆石による慢性的な刺激が癌化に関連すると考えられています。
多くの場合自覚症状はみられません。
胆管がんの場合には比較的初期の段階から黄疸が現れることがあります。
黄疸時には身体のかゆみや尿の色が濃くなったり、便が白くなります。
腹部超音波検査が有効な検査となります。